血液・一般検査部門 KAGOSHIMA CITY HOSPITAL

血液・一般検査部門の紹介

当院の血液・一般検査部門では血液検査・凝固検査・尿検査・便検査・血液ガス検査を行っています。

血液検査

血算・血液像検査・骨髄像検査を行います。
血算・血液像検査では血液中に含まれる赤血球や白血球・血小板などを測定し、貧血や白血病などの血液疾患の検索を行います。検査の結果、血液疾患が疑われる場合などには骨髄検査により詳細な評価を行っています。
使用機器: XR-9000・SP-50(Sysmex)

凝固検査

血液を固めたり、溶かしたりする働きを調べる検査です。凝固線溶検査11項目を測定しています。
これらを調べることにより出血性疾患や血栓性疾患の診断治療に役立ちます。
使用機器: CN-6500(Sysmex)・ STACIA(LSIメディエンス)

尿検査

尿検査は、腎臓などの泌尿器の病気や糖尿病などを調べる検査です。通常、糖や蛋白・赤血球は尿中には検出されない成分です。陽性であっても自覚症状が出にくいため、病気の早期発見や病気の程度を推測するのに役立ちます。
当部門では尿定性検査と尿沈渣検査を行っています。
使用機器:AX-4060(アークレイ)・AE-4021・UF-5000(Sysmex)

便検査

当部門で行っている便検査は便潜血検査になります。
下部消化管出血の有無を知るための検査でスクリーニング検査としても広く普及しています。
使用機材:OC-ヘモキャッチ(栄研化学)

血液ガス検査

血液ガス検査
血液中に含まれる酸素や炭酸ガスなどの濃度やpHなどを測定することにより呼吸状態や体内の酸塩基平衡(酸とアルカリのバランス)を調べます。
使用機器:ABL800 FLEX(ラジオメーター)