【医薬品情報管理業務】 KAGOSHIMA CITY HOSPITAL

薬剤部

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医薬品情報管理業務

医薬品とは「化学的に合成された物質(モノ)」ですが、それぞれの医薬品には効能、効果、投与量、投与方法だけでなく、副作用、他の医薬品や食品との相互作用、妊婦・授乳婦への影響、投与後の人体内での動き(体内動態)などの様々な情報が詰まっており、これらの情報を十分に理解することなく投与されてしまうと、重大な事故を引き起こしてしまう可能性があります。
これらの情報を収集・整理し、医師・薬剤師・看護師などの医療スタッフへ発信することにより、院内における医薬品の適正使用を推進することが、医薬品情報管理業務の最大の目的です。医薬品(Drug)と情報(Information)の頭文字からDI業務とも呼ばれています。

【DI室】

具体的には
●製薬メーカーや厚労省、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)などから発信される医薬品に関する最新の情報を収集・整理し、その重要度に応じて適切に院内へ周知する。
●医療スタッフからの医薬品に関する問い合わせに対応する。
●医療スタッフが医薬品を使用する際に活用できる資料を作成する。
●新薬を採用する際の基礎データを収集する。
といった業務を主に行っていますが、現在、国が推し進めている後発医薬品の使用推進に向け、院内での採用医薬品を後発医薬品へ切り替えるためのデータ収集なども行っています。