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小児外科のご紹介
小児外科とは、生まれつきの病気や生まれた後になる病気それに外傷等に対して、手術を中心とした治療を行なう診療科です。
診療対象は、新生児から15歳未満の子どもが含まれます。
子どもの内科疾患を小児科が診るように、子どもの外科を担当するのが小児外科です。
子どもは、単に体が小さいだけの大人のミニチュアではなく,子ども特有の体の性質や特徴がありますので、それを良く理解したうえで様々な治療を行う必要があります。
最も多く治療する疾患は鼠径ヘルニア(脱腸)ですが、それ以外にも様々な疾患の治療を行っており、新生児にみられる重症の先天性疾患の手術も担当します。
主に脳、心臓、骨、目以外の疾患を対象としますが、対象となる具体的な病名については下記をご参照下さい。
もし、このような病名を告げられたり、疑われた場合には小児外科を受診することをお勧めします。
外来受診の際には、急患以外の方は、できるだけ水曜日、金曜日の外来日に受診していただくようにお願いします。
それ以外の曜日でも診療は可能ですが手術のためしばらくお待ちいただく場合があります。
鼠径ヘルニア(脱腸)等の比較的簡単な手術でも子どもの手術では全身麻酔が必要ですので、通常は2泊3日程度の入院をして治療を行っています。
何かご不明な点がありましたら小児外科外来へ電話でお問い合わせ下さい。
扱う主な疾患・治療

軽症の先天性疾患(鼠径ヘルニア[脱腸]、停留精巣、臍ヘルニア[でべそ]、リンパ管腫など皮膚の腫瘤[できもの]、等)、重症の先天性疾患(食道閉鎖症、腸閉鎖症、横隔膜ヘルニア、直腸肛門奇形、ヒルシュスプルング病、先天性肺疾患、等)、後天性疾患(虫垂炎、腸重積症、肥厚性幽門狭窄症、悪性腫瘍。等)、外傷(皮膚表面の切創、胸部・腹部臓器の損傷)、異物誤飲

診療実績

2011年度1年間の外来受診者数は2411名で、のべ入院総数は1759名でした。
平均在院期間は4.2日で、ほとんどの手術は2泊3日で実施しています。
総手術件数は379件、開腹手術件数34件、腹腔鏡手術件数例34件、胸腔鏡手術件数1件、緊急手術68件でした。
疾患別では鼠径ヘルニア208件、停留精巣37件、虫垂炎29件、噴門形成術3件、腸重積症4件、新生児手術24件、等でした。
交通事故や転落等による胸腹部臓器損傷(疑いも含む)での入院数が9件ありました。

学会認定施設など

 ・日本小児外科学会専門医制度教育関連施設

スタッフ紹介
役職 氏名 認定医・専門等資格名

部長

野口 啓幸

・外科学会認定登録医
・小児外科学会専門医
・小児外科学会指導医
(専門分野)
・小児外科一般
・新生児外科
・鏡視下手術

医長

鈴東 昌也

外科専門医
外来診察・担当医師
研修医の先生へ

現在は指導医1名、医師1名それに新生児センター勤務の専門医1名の計3名で、新生児疾患を含めた小児外科疾患全般の診断、治療を担当しています。
鼠径ヘルニア、虫垂炎等の外科の基本的疾患から腸閉鎖症、直腸肛門奇形、ヒルシュスプルング病などの小児外科特有の疾患の周術期管理の経験ができます。
また新生児外科症例も多く出生時体重が1000g未満の超低出生体重児の消化管穿孔などの外科症例も経験できます。
鏡視下手術も積極的に行っており虫垂炎症例のほとんどは緊急時も含めて鏡視下手術を行っています。
また救急センターへ来院する小児の重度外傷のプライマリー・ケアについても経験できます。
当科は日本小児外科学会専門医制度教育関連施設であり、当科での経験は、将来小児外科専門医、指導医を取得するための研修指数となります。

鹿児島市立病院 〒892-8580 鹿児島市加治屋町20-17
お問合せは故知らTEL099-224-2101 FAX099-233-3190