臨床検査技術科
検体をスライドガラスに直接塗抹し、グラム染色という方法で染色を行います。光学顕微鏡で鏡検することで炎症の程度や、菌の有無及びおおまかな分類がわかります。
検体の種類や目的とする微生物に応じた培地を用い、適切な条件で培養することで菌の数を増やしています。(培養検査)
培地上に菌の発育を認め場合、質量分析や生化学性状から菌の種類を調べて報告します。(同定検査)
検出された菌に対して有効な抗菌薬を調べる検査です。抗菌薬治療の効果を最大限に高めるための重要な検査です。
専用の試薬を用いて、感染症の病原微生物を速やかに調べることができます。
【測定可能項目】
検体中の病原微生物のDNAあるいはRNAを増幅させることで、感染症の原因微生物を特定することができます。目的の菌を標的にする単項目検査と、同時に複数の微生物を調べられる多項目同時検査があります。
【単項目検査】
【多項目同時検査】
○ ICT(院内感染対策チーム)
○ AST(抗菌薬適正使用支援チーム)