診 療 実 績(2021年度)
・年間手術件数:989件(婦人科476件、産科513件)
・年間分娩件数(22週~):700件
-経腟分娩187件(うち双胎7件)、帝王切開513件
・母体搬送件数:188件

研修・見学希望の方は、こちら(sanfujinka@kch.kagoshima.jp)にご連絡ください。
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当院には、国内有数規模を誇る成育医療センターがあり、さまざまな産科合併症をもつ患者の管理をはじめ、婦人科悪性腫瘍など様々な疾患の診断、治療を経験できます。
周産期医療センターでは、低出生体重児の一般管理、呼吸窮迫症候群(RDS)、胎便吸引症候群、低酸素性虚血性脳症など様々な疾患この診断、治療を経験できます。また、最新の人工呼吸器および呼吸循環監視装置を用いた呼吸循環管理、膜型人工心肺を用いた体外循環による呼吸循環補助(ECMO)、血液浄化装置(CHDF、エンドトキシン除去療法など)低酸素性虚血性脳症に対する低体温療法などの先進医療も積極的に行なっております。
当院での研修の特色として、豊富な診療経験ができるほか、多くの医師とのコミュニケーションを通じて広い視野での診療を学ぶことができる研修先になると考えております。
産婦人科部長 上塘 正人
・総合周産期母子医療センターであり、県内のハイリスク症例が当院へ集まります。多彩な症例を経験することができます。
・専門医制度における産婦人科領域の基幹施設に認定された数少ない市中病院のひとつです。
・人員豊富であり充実した指導体制のもと研修を行うことができます。
・新生児内科、麻酔科(4年目以降)および県内外の関連施設を含め、希望に応じた自由な研修が可能です。飯塚病院(福岡県)、長崎医療センター(長崎県)、福田病院(熊本県)など県外の連携施設での研修も可能です。
<研修方法等>
・基幹施設(鹿児島市立病院) 24ヶ月以内
・関連施設(不妊・生殖を含む)12ヶ月以内
・地域医療 1ヶ月以上
<経験できる疾患>
産科・婦人科におけるほとんどの疾患を経験できます。
不妊症の専門的診療は関連施設での研修となります。
<専門医・指導医数>
日本産科婦人科学会専門医指導医7名
日本産科婦人科学会専門医 17名
(令和3年度合格者2名含)
日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医2名
日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍指導医1名
がん治療認定医 3名
日本女性医学学会ヘルスケア暫定指導医1名
日本周産期・新生児医学会(母体・胎児)指導医3名
日本周産期・新生児医学会(母体・胎児)専門医5名
日本周産期・新生児医学会(新生児)専門医1名
<関連施設>
・鹿児島大学病院
・宮崎大学病院
・長崎医療センター
・飯塚病院
・沖縄県立中部病院
・いまきいれ総合病院
・鹿児島市医師会病院
・船橋中央病院
・鹿屋医療センター
・県立大島病院
・済生会川内病院
・愛育病院(医療法人愛育会)
・福田病院
・まつばせレディースクリニック
・菊陽レディースクリニック
・竹内レディースクリニック
・松田ウイメンズクリニック
・レディースクリニックあいいく



<スケジュール>
当直:2名 4〜5回/月
宅直:1名 2〜3回/月
※学年によって変わります。





Q1.
研修先として選んだ理由/鹿児島市立病院の魅力を教えてください。
A1.
私は学生時代から将来は周産期医療に携わりたいと思っており、総合周産期母子医療センターでの研修を希望していました。当院は県内のハイリスク妊産婦が数多く集まる施設であり、豊富な経験が積めると感じました。
Q2.
実際の研修生活の様子や感想を教えてください。
A2.
専攻医1年目の半年は産科、その後半年は婦人科を研修予定でしたが、その間に妊娠出産のため6ヶ月間お休みをいただきました。復帰後の現在は周囲のサポートのもと、フルで働いています。特に女性は専攻医取得と妊娠出産の時期に関して悩む方も多いと思いますが、子育て中の先輩も複数名おり大変心強いです。また、基本的に医局人事での異動というのがなく、研修ローテートも自由に組ませていただけるためとても働きやすいです。
産科ではハイリスクの妊婦さんの診療に日々携わり、このような施設だからこそ経験する「怖い思い」もありますが、全て医師としての糧になっていると感じています。婦人科では主治医として悪性腫瘍を含めた手術の執刀を経験させてもらっています。
また、当院には県外の関連病院や大学病院からの先生方も研修に来られるため日々刺激を受けています。
秋山 美友 先生
(2020年4月~)

Q3.
現在の目標を教えてください。
A3.
今後は育児と両立しながらも、産婦人科医として更に経験を積んでいきたいと思っています。具体的には、まずは産婦人科専門医取得が目標です。その後は周産期医療を中心に経験を積んでいきたいと考えています。
Q4.
これから市立病院産婦人科での研修を考えている方へのメッセージをお願いします。
A4.
当院での研修は産婦人科専門医取得にあたり十分な症例が集まるのはもちろんのこと、産婦人科医として様々な目標をもった先生方が集まり切磋琢磨できる環境です。
また、鹿児島は気候も温暖で過ごしやすく鹿児島市の中心部に位置しておりとても快適です。少しでも気になる方はぜひご気軽に見学にいらしてください。

Q1.
研修先として選んだ理由/鹿児島市立病院の魅力を教えてください。
A1.
周産期医療に携わりたくて、初期研修の時は産婦人科に進むか小児科に進むか本当に悩みました。鹿児島市立病院なら産婦人科もNICUも充実した研修が出来ると聞いて、研修先に決めました。
Q2.
実際の研修生活の様子や感想を教えてください。
A2.
院内の産科・婦人科・NICU研修、院外研修まで、自分の希望でオーダーメイドすることができます。
私は新生児に力を入れたかったので、3年間のうち8ヶ月間をNICUのローテートにあてました。早産や合併症を持って生まれた赤ちゃんがどのような経過を経て退院していくのかを理解することは、産科の診療にも役に立つと思っています。
濱野 聖菜 先生
(2019年4月〜)

Q3.
現在の目標を教えてください。
A3.
後期研修期間が終わったら、もう少しNICU研修を続けるつもりです。産婦人科も新生児科もどちらもとても興味深くて、どちらを専門にするのかは未だ模索中ですが、両科の思いを理解し知識も持った医師になりたいです。
Q4.
これから市立病院産婦人科での研修を考えている方へのメッセージをお願いします。
A4.
当院は、産科・婦人科・新生児内科の全てを存分に研修することができ、多岐にわたる症例が経験できます。
私は県外から後期研修のために鹿児島に来ましたが、他科も含めてとても親切で働きやすい病院ですし、市立病院周囲はとても住みやすい街であるのも魅力です。
県内外問わず、産婦人科に興味のある先生はぜひ一度病院見学に来てみてください。

Q1.
研修先として選んだ理由/鹿児島市立病院の魅力を教えてください。
A1.
以前は他大学の研修医プログラムに登録していましたが、より周産期について勉強したかったので後期研修医3年目に鹿児島市立病院に後期研修医プログラムを変更しました。
症例数が多いこと、大学プログラムとは異なり、異動が少ないためで腰を据えて勉強できること、周産期専門医の認定施設であるためそのままサブスペシャリティの研修に移れることが選んだ理由です。
Q2.
実際の研修生活の様子や感想を教えてください。
A2.
鹿児島市立病院は県内の周産期医療においては最後の砦となる施設であるため難しい判断が必要な場面も多いですが周囲の先生方に助けて頂きながら日々勉強しています。
また周産期だけでなく婦人科についても症例数が多く産婦人科専門医に必要な勉強は十分にできるなと思いました。同世代の先生方も多いので医局は和気あいあいとした雰囲気ながらも、それぞれの勉強したい目標を明確に持っておられるため、非常に刺激を受けています。
斎藤 もとみ先生
(2020年4月〜)

Q3.
現在の目標を教えてください。
A3.
後期研修医プログラム終了後の春からNICUや麻酔科の研修をさせて頂きました。産婦人科は他科の先生方のお力がないと成り立たない科です。様々な視点から周産期医療を考えることができる医師になることが目標です。
Q4.
これから市立病院産婦人科での研修を考えている方へのメッセージをお願いします。
A4.
産婦人科研修のために十分のやりたい勉強ができると思い飛び込みました。他地方の先生でも大歓迎です、ぜひ一度見学にいらしてください。
