【がん治療】b02貴島佳代看護師

放射線治療は長期間なので、
患者さまとご家族を
しっかりサポートします。

貴島 佳代

がん放射線療法看護認定看護師

患者さんに対してどのような看護を行っていますか?

外来検査治療室にて放射線治療を受ける患者さんのサポートや、患者さんの家族のサポートを行っています。

集学的治療といって、放射線単独ではなく手術や抗がん剤と併用しながら総合的に治療します。放射線治療は、がん細胞を徐々に小さくしていくものです。がん細胞の周りには正常な組織もたくさんあるため、正常組織への影響を考えながら治療していきます。

また、放射線治療は外来の患者さんが多く、一度始まると治療は毎日、そして1ヶ月半から2ヶ月もかかることもあります。長期間になるため患者さんやご家族の負担を減らせるよう、スケジュールを考えることも私の仕事です。

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放射線治療に興味を持ったきっかけは何ですか?

最初は耳鼻科と放射線科の看護師だったのですが、「副作用がつらくても患者さんが放射線治療をがんばれる理由は何だろう」と思い、同時にがんばる患者さんをサポートしたいと心から感じました。

そこで市立病院に籍をおいたまま半年間久留米大学で学び、2015年にがん放射線療法の認定看護師の資格を取得しました。

患者さんやご家族へのメッセージをお願いします。

放射線というだけで不安、怖いというイメージがあるかもしれませんが、正しく放射線を利用して副作用をコントロールすることで、とてもいい治療につながります。患者さんが安心して治療を受けられるよう、全力でサポートさせていただきます。

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がん医療を目指す看護師へメッセージをお願いします。

学生のときに放射線について学ぶことは少ないですが、今の医療にとって放射線は欠かせないものになっています。診断や治療の面でも放射線医療は必要なので、ぜひ放射線医療に興味をもっていただけると嬉しいです。

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