がん診療連携拠点病院

がん診療連携拠点病院とは
がん診療連携拠点病院とは、質の高いがん医療が受けられるように厚生労働大臣が指定した病院で、県や地域でのがん診療の中核となる施設です。がんの手術治療、抗がん剤治療、放射線治療が一定の基準を満たし、複数の診療科が協力して診療を行えることや、緩和医療が提供できることなどが条件となっています。
平成20年3月に、厚生労働省健康局長通知で定められた「がん診療連携拠点病院の整備について」により、その整備が進められてきましたが、平成23年4月から、当院は、がん診療連携拠点病院(地域がん診療連携拠点病院)として認められたところです。
Q&A
がん診療連携拠点病院とはどういった病院ですか?
がん診療連携拠点病院とは、全国どこでも「質の高いがん医療」を提供することを目指して、都道府県による推薦をもとに、厚生労働大臣が指定した病院です。
がん診療連携拠点病院の役割はどういったものですか?
● 専門的ながん医療の提供等を行います。
(手術、放射線療法及び化学療法を効果的に組み合わせた集学的治療の実施や治療の初期段階からの緩和ケアの実施等)
※ 医師、看護師、薬剤師等によるチーム医療の提供
● 地域のがん診療の連携協力体制の構築を行います。
(研修や診療支援、患者の受入・紹介等)
● がん患者に対する相談支援及び情報提供を行います。
詳細は、下記「がん相談支援センター がんの相談及び情報の発信について」を 参考にして下さい。
がんに対する診療内容等はどのようになっていますか?
わが国の3大死因は悪性新生物、心疾患、脳血管疾患ですが、その中で、悪性新生物の増加は著しいところです。
部位別に悪性新生物をみますと、男女とも消化器がんと呼吸器がんが多いことが特徴になっています。がんの種類によってガイドラインが作成されており、治療が行われております。
標準薬以外の治療については、限られた種類のがんではありますが、ホルモン療法を実施しており、この療法は、保険適用となっております。
(子宮がんや前立腺がんなど) また、市立病院では、平成26年1月より、呼吸器外科の診療を開始することになりました。
呼吸器内科の先生方と連携した呼吸器疾患の一体化した診療が可能になり、がん診療機能の更なる充実を図っております。
がんの患者数や診療件数等について教えて下さい。
別添ファイルを参照して下さい。
(1) 患者数・診療件数の状況 PDF形式
(2) 地域の医療機関への研修開催状況 PDF形式
(3) 緩和ケア研修会受講実績 PDF形式
(4) 連携先の状況 PDF形式