【周産期】新生児内科-MESSAGE02-齊藤大祐先生

自分たちでいい環境を
作り上げていく楽しさを
感じています。

齊藤 大祐

新生児内科 医員

MESSAGE

鹿児島市立病院ではどのような研修をされていましたか?

初期研修のときから鹿児島市立病院で学んでいます。まずは幅広く知識を得たいと考え、初期研修では内科をメインに選択し、後期研修では産婦人科を選択しました。

市立病院ではハイリスクな患者さんが多いため、メンタル面も含めてサポートする大切さを学びました。一番大切なのは患者さんの話にしっかりと耳を傾け、不安を取り除いてあげることです。自分からすすんで土日も病院に行き、一日一度は患者さんと会うようにしていました。また時には、精神科の先生にも一緒に考えてもらうこともありました。

新生児内科インタビュー02齊藤大祐先生_MGL6128-2

現在勤務している新生児内科について教えてください。

新生児内科では担当医ではなく主治医としてやらせてもらえるため、とてもやりがいを感じています。みなさん尊敬できる先生ばかりで、職場のコミュニケーションもとりやすい環境です。意見を求められることも多く、自分たちでいい環境を作り上げていこうという感じが楽しいですね。

どのようなときにやりがいを感じますか?

赤ちゃんが退院するときや外来で会って成長している姿を見たときです。主治医制なので、外来でも同じ赤ちゃんを診ます。

生まれてから退院まで家族と離れ離れの期間が長かったとしても、退院後に家族の一員として迎えられ、そのご家族の色に染まっている様子を見たときは、新生児内科医でよかったと心から思いますね。

産婦人科の研修でも学びましたが、新生児内科でもご家族の話をしっかりと聞くことが求められます。また、ついお母さんをメインに捉えがちですが、お父さんや赤ちゃんの兄弟にも心を配ることが大切です。

これから研修を受ける方へメッセージをお願いします。

新生児内科インタビュー02齊藤大祐先生_MGL6158-2

医学部生のときは産婦人科医を志望していましたが、途中から新生児内科医に興味を持ち始めました。産婦人科の研修期間に新生児の勉強ができるのは珍しいですし、どちらの道に進むとしても、どちらも将来につながるいい経験になると思います。 例えば分娩中に生まれてくる赤ちゃんの状態が予想できれば、そのリスクを想定し、新生児内科医で学んだことを活かして準備することができます。

産婦人科医として妊婦さんだけではなく、生まれてきた赤ちゃんの医療にまで精通していることは強みになると思います。見学もかなり近い位置で見ることができるので、興味のある方はぜひお越しください。

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