CLINICAL TRAINING

臨床研修

当院は、総合病院の体制の上に、救命救急センター、成育医療センター及び脳卒中センターを有しています。

このうち、救命救急センターでは、初期救急から第三次救急まで幅広く対応している上に、当直が年間を通じて研修医輪番で行われているため、研修医がプライマリーケアを最も習得できる場となっています。
また、成育医療センター内の新生児内科は日本トップレベルの病床数80床を有し、未熟児や重症疾患を抱える赤ちゃんを受け入れているため、研修を選択すれば、高度な医療を学べます。

臨床研修責任者より

副院長待遇(産婦人科部長)

鹿児島市立病院 副院長待遇(産婦人科部長)

上塘 正人

  • 1986年

    鹿児島大学卒業 鹿児島市立病院入局

  • 1988-1992年

    米国ロマリンダ大学産婦人科 研究員

  • 1992年

    鹿児島市立病院 医師

  • 1999-2000年

    米国ロマリンダ大学周産期生理学助教

  • 2014年

    鹿児島市立病院産婦人科 部長

  • 現在に至る 部長

未来の医療を担う皆さんへ

医師というキャリアの第一歩を踏み出すにあたり、どのような環境で初期研修を行うかは、皆さんの将来を大きく左右する重要な選択です。鹿児島市立病院は、市民の生命と健康を守るという使命を胸に、この地で長きにわたり地域医療の中核を担ってきました。
当院での研修の最大の魅力は、一般症例から、救命救急センターに搬送される重症例、さらには専門的な高度医療まで、非常に幅広く、そして密度の濃い臨床経験を積めることです。日々多くの患者さんと真摯に向き合う中で、医師として最も大切な「総合的な診療能力」と「人間性」を育むことができると確信しています。
私たちが理想とする医師像は、単に知識や技術が豊富なだけではありません。患者さんの痛みや苦しみに寄り添い、多職種のスタッフと協働し、常に学び続ける姿勢を持ちつつ、治療にあたる情熱あふれる医師です。当院には、各分野の指導医たちが、その情熱をもって皆さん一人ひとりの成長を全力でサポートする文化が根付いています。
初期研修の2年間は、決して平坦な道のりではないかもしれません。しかし、困難な課題に仲間と共に立ち向かい、乗り越えた経験は、必ずや皆さんをたくましく成長させてくれるはずです。
鹿児島という温かい風土の中で、私たちと共に医師として、人として、大きく成長しませんか。熱意ある皆さんとお会いできる日を、心から楽しみにしています。

基本方針

  • 01

    プライマリ・ケアに対応できる基礎臨床能力と、医師として充分に社会貢献の出来る
    全人的医療を身に付けた臨床医を育成します。

  • 02

    多様な患者ニーズに対応できるよう、診療に関する必要な基本的知識、
    技能及び態度を修得する機会を作ります。

プログラムの目標

当院の研修プログラムは、将来、いろいろな診療科に進む初期臨床研修医にとって必要な基本的な知識と技術、そして考え方をしっかり修得することを目標としています。

プログラムの特長

整った研修環境と教育熱心な指導医のもと、充実した研修期間を送ることができます!

医師としての礎を築く標準プログラム

標準プログラムは、従来の研修⽅針に沿った内科系‧外科系の医師の育成を想定しています。

研修中

成育医療の未来を担う成育医療プログラム

成育医療プログラムは、強みである成育医療に特化した研修を⾏い、将来的な成育医療分野の医師育成を⽬指しています。

手術

地域医療を⽀える総合診療プログラム

総合診療プログラムは、当院が県の地域医療の⼀端をになっていることから、総合内科医の育成を⽬指したプログラムとしています。

カルテを見ている様子

臨床研修プログラムについて

内科、救急、外科を中心に、必修科目をローテートします。
各科の指導医のもとで、プライマリ‧ケアで遭遇するほぼ全ての疾患‧病態に対応できる基本的な知識‧技能‧態度を徹底的に学びます。

プログラム修了後のコース

⿅児島市⽴病院においては、卒後臨床研修修了後に認定医‧専⾨医の取得を⽬的とした、7つの専門研修プログラムがあります。

個別病院見学‧
説明会のお申し込み

病院見学は随時受付しております。
当院の雰囲気や実際の研修医の研修風景をみて、当院での研修をイメージしてみませんか。
また直接研修医に色々聞くこともできます。