KAGOSHIMA CITY HOSPITAL 鹿児島市立病院

院長あいさつ KAGOSHIMA CITY HOSPITAL

院長あいさつ

ごあいさつ

 新年度にあたり、昨年度を振り返りながらご挨拶申しあげます。
 昨年度は、電子カルテシステムの更新、患者用Wifiの整備、病院再開発に向けた病院機能整備調査などを行ないました。また、外来化学療法部22床への増床、SCUの6床への増床を行い、MRIの更新など機器を整備し、心臓血管外科では小児心臓外科分野、整形外科では脊椎外科分野を設置し、診療機能の充実を図りました。さらに、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科の連携講座として、初めての医学博士も誕生しました。
 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) への対応としては、RT-PCR、SARS-CoV-2抗原定量検査に加え、全自動遺伝子解析装FilmArray®を導入し、迅速で精度の高い診断ができるようにしました。また、第2種感染症指定医療機関として、当初は疑似症、その後軽症患者を診療し、最終的には県から重点医療機関の指定を受け、地域の医療機関と連携して中等症から重症のCOVID-19患者の診療に当たりました。
 本年度は、新病院になってからの課題を解決するため鹿児島市立病院再整備計画の策定、合わせて鹿児島市病院事業経営計画の策定に取り組む予定です。また、2台目の手術支援ロボットダヴィンチ®や放射線治療計画用CT装置の導入、全身用CT装置の更新、脳神経外科手術用の外視鏡システムなどの機器整備を計画しています。さらに、看護師特定行為研修センターを開設し、5区分の特定行為が実施できる看護師を育成します。 

 COVID-19への対応としては、医療従事者へのワクチン接種に加え、ワクチン接種が感染拡大の抑制に重要であることから、市などの動向を踏まえ高齢者などのワクチン接種にも取り組む予定で、さらに、感染拡大に備え即応病床と準備病床計22床を準備しています。
 本年度のDPC病院を対象とした病院機能評価係数IIは、特定病院群156病院中29位、九州内では4位で、当院が全国的に見ても高いレベルの医療を提供していることを示しています。今年度も、引き続き院内感染対策をしながらCOVID-19の診療に当たり、あわせて救急医療、成育医療、がん診療を継続し、地域の中核医療機関としての役割を果たしていきたいと思っております。    

 令和3年4月  

鹿児島市立病院長
坪内 博仁