皮膚科

診療のご案内
皮膚は人間の全身を覆う外界と直接の関わりをもつ器官であり、外界から内臓を守るだけでなく、体の様々な変化が最初に現れることもある重要な臓器でもあります。皮膚科で扱われる疾患はアレルギー・免疫疾患、代謝異常症、感染症、腫瘍、遺伝性疾患など多種多様であり、症状が一過性で治療によって治るもの、症状を抑えることはできるが継続した治療が必要なもの、有効な治療法があまりないものなど、疾患によって予後が異なります。
当科は鹿児島市や市外近隣地域における皮膚科診療の中核としての役割を担っており、かかりつけ医からの紹介を優先して、主に急性の皮膚症状のある患者さん、入院を必要とする患者さん、特別な検査や治療の必要な患者さんの診療をしています。また、皮膚疾患は全身疾患と関連することもあるため、必要に応じて内科系領域、外科系領域の診療科と連携を行っています。
体表粘膜、毛髪、爪を含め、皮膚に生じた症状についてお困りでしたら、ぜひ皮膚科にご相談ください。
※紹介状持参のない患者さん:皮膚科を主とする初診(受診当日は皮膚科のみ)で皮膚科以外の診療科の受診歴が3ヶ月以上なくかつ再診予定もない場合は選定療養費を支払えば皮膚科の受診を可とします。事前予約はとれませんので待ち時間があります。
※皮膚科以外の診療科で初診となる患者さん、皮膚科以外の診療科に通院中で皮膚科に3ヶ月以上受診がない患者さんは院内他科あるいは近医からの紹介状を必須とします。
新型コロナウイルス対策の病床を確保するため皮膚科の病床が利用されることとなり、当科の固定病床はしばらくの間休止となりました。院内全体の中に空床があれば入院の受け入れが可能ですが、ない場合は対応することができません。入院加療を要すると思われる患者さんの紹介については事前に空床確認の連絡を必ずお願いいたします。
扱う主な疾患・検査・治療
■皮膚科全般
【検査】皮膚生検、パッチテスト、プリックテスト、皮内反応、薬剤添加リンパ球刺激試験(DLST)、内服・点滴誘発試験など。
【保険診療】外用薬・内服薬・注射薬(免疫グロブリン静注療法、生物学的製剤を含む)・光線療法(紫外線・赤外線)による治療、冷凍凝固、皮膚小手術、化学療法など。
【自費診療】男性型脱毛症の内服治療、超弾性ワイヤーによる巻き爪治療、レーザー治療など。
・乾癬、掌蹠膿疱症、化膿性汗腺炎、壊疽性膿皮症、アトピー性皮膚炎、難治性蕁麻疹に対する生物学的製剤(各種)による治療を行っています。
・アナフィラキシーに対するアドレナリン注射の指導、処方をしています(処方登録医在籍)。
・乳児血管腫に対するβブロッカー内服療法を小児科、形成外科と連携し行っています。
・皮膚小手術の手術室定期枠は水曜です。Gブロック内では火曜午後に行っています。
・院内褥瘡回診:第3、5週木曜を担当。
・レーザー治療と外来パッチテストは原則として7~9月は実施しておりません。
※7~9月にパッチテスト施行が必要な場合は入院での対応となります。
学会認定施設など
・日本皮膚科学会認定専門医研修施設(連携する主研修施設:鹿児島大学皮膚科)
・日本皮膚科学会生物学的製剤使用承認施設
スタッフ紹介
氏名 | プロフィール |
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医長 Atsunori Baba |
認定医・専門等資格
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嘱託医 Kiyoko Yamada
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認定医・専門等資格
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嘱託医 Sugako Nomoto
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認定医・専門等資格
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嘱託医 Ko-ichiro Takeda |
認定医・専門等資格
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外来診察・担当医師
研修医の先生へ
鹿児島市立病院は計32診療科を標榜する鹿児島市内有数の地域中核病院です。初期臨床研修医の育成にも 力を入れており、多くの症例を指導医とともに経験することができます。
当科では、研修医が将来進む専門診療科に関連のある皮膚科領域の知識をできる限り身につけてもらいたいと思っており、皮膚科の基本事項の学習とともに専門領域で目指す医師像に直結した知識、技術の習得を目指した教育、いわゆるアウトカム基盤型教育に重きをおいています。
皮膚科で学んだことが将来の一助となるよう幅広い知識を吸収し、問題を解決する能力を身につけてもらって医療の現場で活躍していただきたく存じます。月1名までという少人数の受け入れではありますが、当院の研修プログラムの中で皮膚科の選択をぜひ考えてみてください。