診療科・部門・センターのご紹介

赤ちゃんからご高齢の方まで、すべての世代の皮膚トラブルに対応しています。皮膚のことなら何でもお気軽にご相談ください。
「いろんな薬を試しても治らない」「湿疹と言われたけれど、なぜ繰り返すのか分からない」——そんなお悩みはありませんか?
当科では、皮膚科学に基づく診断と、必要に応じた検査・評価を行い、ただ症状を抑えるだけでなく、その原因にしっかりアプローチすることを大切にしています。
主な疾患
皮膚に生じたすべての疾患
アトピー性皮膚炎、じんましん、かぶれなどのアレルギー疾患、帯状疱疹やみずむし、イボ、とびひなどの感染症、専門的な治療を必要とする乾癬、掌蹠膿疱症、円形脱毛症、水疱症、化膿性汗腺炎、遺伝性血管性浮腫など
主な治療法
アトピー性皮膚炎や乾癬に対して、生物学的阻害剤(バイオ製剤)やJAK阻害剤による先進治療を行っています。円形脱毛症に対してはJAK阻害剤の他、局所免疫療法による治療も可能です。
2024年度の初診患者数は905名で、そのうち他の医療機関から395名の患者様をご紹介いただきました。地域のクリニックや病院との連携体制を大切にし、専門的な皮膚科診療を提供しています。
| 氏名 | プロフィール |
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部長 Yuko Higashi |
認定医・専門等資格
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嘱託医 Kiyoko Yamada |
認定医・専門等資格
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嘱託医 Sugako Nomoto |
認定医・専門等資格
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鹿児島市立病院は計32診療科を標榜する鹿児島市内有数の地域中核病院です。初期臨床研修医の育成にも力を入れており、多くの症例を指導医とともに経験することができます。
当科では、研修医が将来進む専門診療科に関連のある皮膚科領域の知識をできる限り身につけてもらいたいと思っており、皮膚科の基本事項の学習とともに専門領域で目指す医師像に直結した知識、技術の習得を目指した教育、いわゆるアウトカム基盤型教育に重きをおいています。
皮膚科で学んだことが将来の一助となるよう幅広い知識を吸収し、問題を解決する能力を身につけてもらって医療の現場で活躍していただきたく存じます。月1名までという少人数の受け入れではありますが、当院の研修プログラムの中で皮膚科の選択をぜひ考えてみてください。