診療科・部門・センターのご紹介
放射線科では、画像診断ではCT、MRI、核医学検査(SPECT-CT、PET-CT)を担当しており、検査結果の報告書を作成しています。
放射線治療は、主に腫瘍性疾患を対象に、外照射・腔内照射を行っており、頸部腫瘍、肺癌、乳癌、前立腺癌、子宮癌などの治療を行っています。
Interventional Radiology(IVR)として、カテーテルを使用して悪性腫瘍に対する動脈内投与・塞栓術、救急症例の動脈塞栓術。カテーテルを使用しない手技として診断目的のCTガイド下生検、治療として膿瘍ドレナージや、肺腫瘍、骨盤部腫瘍のラジオ波焼灼術を行っています。
主な疾患
画像診断は全般
放射線治療は頭頸部癌、肺癌、食道癌、肝がん、胆のう胆管癌、膵癌、膀胱腫瘍、前立腺癌、子宮癌、骨転移
などの悪性腫瘍と、一部の良性病変
Interventional Radiology(IVR)はカテーテルにて救急症例、外傷や出血性病変(喀血・下血)の動脈塞栓術
肺癌や腹部腫瘍などのCTガイド下針生検、膿瘍のCTガイド下ドレナージ、ラジオ波焼灼術は肺腫瘍、骨盤部腫瘍など
主な治療法
放射線治療
前立腺癌骨転移に対する内照射治療
膀胱腫瘍に対する動注療法
Interventional Radiology(IVR)は
外傷
出血性病変(喀血・下血)
ラジオ波焼灼術は肺腫瘍、骨盤部腫瘍
膿瘍などのドレナージ
放射線治療
肺がん 42人 胃がん 6人 肝がん 12人 大腸がん 9人 乳がん 73人
顔面・頸部 32人 食道がん 20人 婦人科系 21人 泌尿器系 67人 その他 18人
合計 300人
Interventional Radiology(IVR) 合計221件
カテーテルを使用 緊急 外傷 32件 産科関連 19件 消化管出血 20件 胆道出血 5件
喀血 4件 腎出血 3件 その他 15件 合計 98件
待機 CVポート埋め込み 10件 門脈塞栓 2件
骨軟部腫瘍術前塞栓 5件
副腎サンプリング 2件 その他 16件 合計35件
カテーテルを使用しない
CTガイド下針生検 27件 CTガイド下ドレナージ 42件
ラジオ波焼灼術 19件(原発性肺癌 8件、転移性肺癌 11件)
| 氏名 | プロフィール |
|---|---|
|
部長 |
専門領域
認定医・専門等資格名・所属学会
|
|
科長 |
専門領域
認定医・専門等資格名・所属学会
|
|
医長 |
専門領域
認定医・専門等資格名・所属学会
|
|
医師 |
専門領域
認定医・専門等資格名・所属学会
|
|
医師 |
専門領域
認定医・専門等資格名・所属学会
|
|
医員 |
認定医・専門等資格名・所属学会日本医学放射線学会員
|
|
医員 |
専門領域
認定医・専門等資格名・所属学会
|
|
嘱託医 |
専門領域
認定医・専門等資格名・所属学会
|
|
嘱託医 |
専門領域
認定医・専門等資格名・所属学会
|
当科は画像診断(CT、MRI、核医学)・IVR・放射線治療を行っています。PET-CTも導入され、放射線診断に関しましては、鹿児島県では大学病院以外で、ほぼ全ての放射線診断装置を有する唯一の病院です。研修は画像診断が中心ですが、希望があれば、IVR・放射線治療の研修もできます。IVRは、多種多様な症例があり、待機での動脈瘤塞栓や、救急外来からの緊急IVR、膿瘍ドレナージ、針生検などです。また、当院は病院全体で癌診療にも力を入れており、放射線治療数も、根治治療から緩和治療など、幅広く加療しています。なお外照射以外に核医学分野での前立腺癌骨転移に対する内用療法も行っています。
また、当科は放射線専門医を目指すための、鹿児島大学放射線科専門研修プログラムの中の専門研修連携施設で、悪性疾患や救急症例などの広範で多彩な症例を多く経験することができます。